社会的企業

社会貢献を目的とした民間企業である「社会的企業」が欧米で急成長しているようだ。

この社会的企業とは、事業性を確保しながら、公共・非営利部門が担ってきた活動を手掛ける企業のことである。
活動の資金を補助金や寄付に頼ることなく、民間の手法をいかして事業収入で自立しているのが特徴である。

財政難の政府が歳出削減や行政改革に動くなかで、その存在を明確にしてきた。新たな雇用の受け皿にもなり注目されている。

日本でもソーシャルビジネスと呼ばれ、市場規模は2400億円である。まだ一般への認知度は低いので、これらの認知度を高め利用を促すようにすれば、小さな政府ができるとともにいい循環ができるのではないかと思う。