年金型生保の二重課税

相続税の対象となった生命保険金の年金部分に所得税も課し、二重課税となっていた問題で、財務省が時効の壁を越えて返金に応じる構えを見せた。

珍しく対応が早い気がするが、そもそもこれまで放置されていたことがおかしい。

今回、一主婦からの訴えで発覚したが、関係者の中にはこの問題に気が付いていた人は数多くいたのではないだろうか。

訴えられるまでは徴収し続けよう。

そんな黒い考えがあったのではないかと疑う。

1960年からだというのだから、もちろん今の政府にすべての問題があるというわけではない。
しかしこれはお役所仕事のいい例ではないだろうか。

事業仕分けなどで予算削減をするのはいいが、もっと足元も見てほしい。
変えなければならない問題が実は山積みなのではないだろうか。